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本栖湖 浩庵キャンプ場( 2 度目のキャンプはとても穏やかでした)1 / 2

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初キャンプで行く予定だった本栖湖の浩庵キャンプ場に行ってきました。

前回の 2 月中旬とは違ってキャンプ場の周辺には雪もほとんどなく、風も穏やかで、絶好の春キャンプ日和でした。そして、今回もお隣のベテランキャンパー O さん(以下、O さん)にご一緒していただきました。

目次

本栖湖 浩庵キャンプ場

浩庵キャンプ場は本栖湖の湖畔にあり、富士山が正面に見えるとてもロケーションのいいキャンプ場です。

山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926

 

通年開設されているため、寒い時期のキャンプが好きな自分にとっては嬉しいキャンプ場です。

湖畔サイトと林間サイトが隣接しているフリーサイト形式(予約不可)で、なんと直火も OK です(もちろん、片付けはしっかりします)。

炊事場、トイレは林間サイトにあり、受付の建物ではコインシャワー(有料)も使えます

車への荷物の積み方を少し変えてみました

今回のキャンプに備えてテーブルやチェアーなどを買ったために、前回より荷物が増えています。

本栖湖 浩庵キャンプ場の持ち物リスト

ワンボックスやワゴンタイプの車に比べると、コンパクトカー(日産ノート)は大幅に積載可能量が少ないため、ラゲッジスペースの有効活用が重要になってきます。

また、前回は “キャンプに必要なもの” をとりあえず集めて持って行ったという状況だったので、現地に着いてから物を運ぶために、テントと車の間を何度も往復しなければならずに大変でした。

そこで、荷物の積み方を次のように変えてみました。

  • 大型の荷物(スクリーンタープとコット)を積む位置を変える
  • 小型の荷物は大きめの収納ボックスにまとめる

大型の荷物(スクリーンタープとコット)を積む位置を変える

前回は次の写真のように積んでいました。

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今回は配置を次のように換えてみました。

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その結果、収納ボックス 1 つ分のスペースを確保することができました。

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他の荷物でちょっと見にくくなってしまいましたが、荷台の縦方向 1/4 ほど占有していたスクリーンタープのスペースが空いたのはすごく助かりました。

小型の荷物は大きめの収納ボックスにまとめる

前回は初めてのキャンプだったのに加えて、大急ぎで必要だと思うものを準備したので、とにかく車に載せるということで精一杯でした。

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そこで、小型の荷物を大きめの収納ボックスにまとめてしまおうと、下のような RV BOX を購入しました。

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この RV BOX のおかげで、ラゲッジスペースに散らばっていたいろいろな荷物をだいぶまとめることができました。

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RV BOX は 2 個用意したのですが、今回は土などで多少汚れてもいい物と、あまり汚したくない物に分けて使うようにしています。RV BOX の中の整理方法は、今後、少しずつ考えていく予定です。

今回は薪ストーブ屋が営業中でした

前回、お店の方が不在で薪を買えなかった薪ストーブ屋ですが、今回は無事に買うことができました。広葉樹で 1 束 600円でした1 束で 2 時間分ということだったので、余裕をみて 3 束購入しました。

薪ストーブショップ トムグリーン(富士宮店)

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店内に入ると、薪ストーブがいい感じで燃えていて、きれいなガラスの奥には薪の鮮やかな炎が見えました。

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薪ストーブの他にもオノや薪運びのフックなど、薪に関する道具がたくさん販売されていました。

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これがあると安全に薪を持ち運べるそうです。

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ダッチオーブンまでありました。

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お店の方に薪ストーブに関するいろいろなことを教えていただいたり、初めて見るいろいろな道具に感心しているうちに、ちょっと長居してしまいました。

このお店 “薪ストーブショップ トムグリーン 富士宮店” さんは、今年( 2015 年 4月)にふもとっぱらキャンプ場で行われる GO OUT JAMBOREE 2015 に出店されるそうなので、薪ストーブに興味のある方は訪れてみるといいものが見つかる・・・かもしれません。

本栖湖 浩庵キャンプ場に到着

前回の大雪からは想像できないほどの快晴の中、浩庵キャンプ場に到着しました。

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ここが受付のある建物になります。キャンプ中にシャワー(有料)を使いたいときは、ここで利用できます

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キャンプ場の入り口です。前回の大雪では、ここから続く急な坂が凍結して動けなくなってしまう危険があったため、キャンプ地の変更となりました。

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実際に下ってみると想像以上に急な坂で、しかもカーブも相当きついです。強行していたら、この最初のカーブで曲がりきれずに正面に突っ込んでいたかもしれません。

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きつい勾配の坂をゆっくり下っていきます。

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坂を下りきる途中に林間サイトがあり、下りきったところに湖畔サイトがありました。

湖畔サイトと林間サイト

キャンプ場入り口から坂を下っていくと本栖湖が見えてきます。

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さらに下ると、本栖湖の向こうに富士山が見えてきます。

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湖畔サイトに到着すると、もう数組のキャンパーさんたちが設営を終えていました。

湖に一番近いところに設営されている方。

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逆に湖から遠いところに設営されている方。

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中間地点に設営して、カヤックを楽しんでいる方。

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下ってきた道を少しだけ戻る(登る)と林間サイトになります。

サイトが設営されている先に本栖湖が見えているのでわかると思いますが、林間サイトといっても湖畔サイトから少しだけ高台にある平地です

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ですので、湖畔に近いところにサイトを設営すれば林間サイトでも本栖湖が見えますし、テントを林間サイトに設営して湖畔サイトの景色を見に行くなんてこともできます。

受付の方から聞いたのですが、林間サイトでは木立を利用してスラックラインをしてもいいそうですので、所有されている方は持っていくと楽しめると思います。

整備された道を歩くと 2 〜 3分、ちょっと急ですが林間サイト端の斜面にある細い道を通ると、30 秒かからずに湖畔サイトに行くことができます。

上の写真から見て左側の林間サイトエリアです。

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車も少しずつ増えてきたので、自分たちも空いているスペースを探して車を停め、設営開始です。

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途中、薪ストーブ屋に長居してしまったこともあって、すでに 13:20 頃になっていました。まだ昼食を食べていなかったので急いで設営です。

林間サイトにスクリーンタープを設営(クイックシステムで時短できました)

今回は雪も風もない穏やかな空の下での設営だったので、とてもスムースに進みました。

2 回目のキャンプでしたが、インセクトスクリーン 3538 の特徴であるクイックシステムのおかげで、組立 > ペグダウン( 6本 ) > 張り綱張り( 6箇所 )まで 17 分(途中の写真撮影等含む)で設営を終えることができました

風が強くない時という条件は付きますが、慣れてくれば張り綱張りまで 10 分以内にできそうな気がします。

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メーカー商品ページにある “組立 3 分” というのは、2 〜 3 回設営してクイックシステムのポールの動きに慣れればできると思いますが、最初からは無理だと思います。ポールが折りたたまれている方向とか、ポールロックの仕組みがわかるまでは組立だけで 10 分くらいはかかってしまうかもしれません。

スクリーンタープの設営が終わったので、とりあえずコットやテーブル等の大きめの荷物を運び込みます。右手前に見えるのは折りたたみ式の木製 3 段ラックです。前回のキャンプで小物を置いておける棚があるといいなと思いキャンプ装備に加えました。

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出発直前(このパターン多いです)に買った、ゴミ袋スタンドです。1 つ 580 円とすごく安かったので作りや強度が少し心配だったのですが、実際には予想外にしっかりしたものでした。

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ダブル( ゴミ袋が 2 つかけられるタイプ)もあったのですが、大きくなるので車に積むときの自由度が減ってしまうのと、用途に応じて 2 箇所におくことができなくなるため、シングル 2 つにしました。今回は 1 つを生ゴミ用、もう 1 つを空き缶用にしました。

サイト設営もそこそこに、とりあえず乾杯&昼メシにしようということになり、いったんスクリーンタープの中に入れたテーブルを引っ張り出します。

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そして恒例の刺身盛り合わせを食べながら、バーベキューランチとなりました。

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まだキッチンの組立とかメインランタンのポール打ちとかあったのですが、先に腹ごしらえということで ^^;

炊事場とトイレ

ビールを数本飲んだあとにトイレに(日が出ているうちから飲みすぎかな)・・・

炊事場とトイレは湖畔サイトと林間サイト共通で、今回サイトを設営した林間サイトの中央の辺りからだと、徒歩で 1 分以内で行けます。

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炊事場は片側 6 箇所、両側で 12 箇所の蛇口が付いている列が 2 つ並んでいて、合計で 24 箇所の蛇口があります。手前側(わかりにくいですが下の写真の右端)には大きめの作業台もあるので、洗い物を一時置いておくこともできそうです。

また、人感センサーがついているので、日が落ちて暗くなっても、炊事場の近くに行けば自動的に照明のスイッチが入ります。秋から冬の日が短くなる季節でも安心して使えそうです。

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トイレは炊事場のすぐ近くにあります。トイレにも人感センサーがついているので、夜遅くでも近くに行けば炊事場と同じように照明のスイッチが入るので助かります。

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トイレの中は清潔ですが、洋式トイレの便座はヒーターがついていなかったので寒い季節にはちょっとヒヤッとすると思います( 2015 年 3 月末時点)。  

パイルドライバー登場

遅いバーベキューランチも終わったころ、O さんが車からヤリのような物を降ろしてきました。

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キャンプ装備のことを調べているときに、強烈に印象に残ったランタンスタンド “パイルドライバー” でした。まさか、実物を見られるとは思っていなかったので興味津々で設置を見ていました。

どうやって地面に打ち込むのかと思っていたのですが、ハンマーなどは使わずに 3 分割されているランタンスタンドの上部をスライドさせ、その重みを利用して打ちつけていました。

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表現が難しいのですが、鋭い先端のあるパイプに重みのあるパイプがスライドする形でつながっていて、重みのあるパイプを何度も先端のパイプにぶつけながら打ちつける感じです。

先端がある程度( 20㎝ 〜 30㎝?)地面に刺さったら、パイプのスライドを固定して設置完了です。

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モノポールで重いガスランタンを吊して大丈夫かなと思ったのですが、このあとは翌日まで安定して立っていました。

三脚式は設置が簡単で移動も楽、パイルドライバーのようなモノポール式は傾斜地でも設置できるし運搬時もコンパクトになる。それぞれのメリットがありますので、購入時にはよく考えたいと思います。


「 2 度目のキャンプはとても穏やかでした(本栖湖 浩庵キャンプ場)2 / 2 」へ続きます。

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  1. 突然のご連絡失礼します。アウトドアメディア「CAMP HACK」編集部です。「富士山 キャンプ場」特集記事に1枚目のお写真を是非使用させていただければと思います。ご都合悪い場合は削除いたしますのでご連絡いただければ幸いです。media@spacekey.co.jp

  1. […] 本栖湖 浩庵キャンプ場( 2 度目のキャンプはとても穏やかでした)1 / 2 […]

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