スリーピングマット(パッド)
このアイテムもキャンプについて調べ始めるまでは、まったく知らなかった装備でした。ウレタン系マットやエア系マットなどの種類がありましたが、最初のマットはインフレータマットを選びました。
目次
仕様
このスリーピングマットは、寝心地・暖かさ・コンパクトという点を考えて選びました。また、別売りのシステムピローと連結して使えるというのもポイントになりました。
素材 | 40 デニール・ナイロン・ドビー |
重量 | 520g( 540g )※( )内はスタッフバッグを含む総重量 |
カラー | オレンジブリック( OGBR ) |
サイズ | 長さ 150 x 幅 50 x 厚さ 2.5㎝ |
収納サイズ | φ11 × 25cm |
その他 | 付属のスタッフバッグは握力の弱い女性がラフにたたんだ状態 でも入れやすいように大きめのサイズになっている |
空気注入式のマットはどうしてもパンクというリスクもあるのですが、今のところ登山や雪中キャンプに使う予定はないので工夫次第で対応できると思います(新聞を重ねて敷くとかブルーシートで代替するとか)。
パッケージ
梱包されていた箱から取りだしたところで、お店ではこの状態で売っていると思います。製品のアピールポイントをわかりやすく表示しているとこはロゴスのコットと同じですね。さすがです。
表面に巻いてある保護ビニールをはずしたところです。
こんなにコンパクトなのに、本当にコットの下の冷たい冷気やゴツゴツした地面から背中をまもってくれるんだろうか?なんて思いもよぎります。
収納袋から出したところです。グルグル巻きになったスリーピングマットと取扱説明書が入っていました。
パンクしたときに使うリペアキットは、収納袋の内側の底についている小さな袋に入っていました。収納袋からスリーピングマットを出すときに、リペアキットが一緒に出てしまうことがないように考えられています。
また、収納袋の底の部分が少し折り返されていて、そこを指でつかむと簡単にスリーピングマットを取り出すことができます。細かい部分ですが、すごく便利です。
マット
収納時の巻いた状態です。空気が抜けているため、かなりコンパクトです。
収納袋に入れたときに膨らまないように、固定ベルトがついています。
固定ベルトをはずしたのですが、買ってから初めて広げたせいか、半自動伸張のはずのインフレータマットがなかなか広がりませんでした。
空気注入口は特殊な形なので電動ポンプや足踏みポンプは使えません。
巻いてあったスリーピングマットを延ばしたら、さらに左右に広げます。こんなにたたんだり巻いたりして、大丈夫なのかなと少しだけ思いました。
使用時の状態に展開したのですが、なかなか自動伸張で膨らみません。
ここで取扱説明書をよく読んでみたら
本製品は製造後しっかりと巻き込んだ状態で保管されております。初めてご使用になる前にはバルブを開いて、何度か息を吹き込みパッドを膨らませてください。そして、そのままバルブを閉じた状態で一晩おいて、フォームのクッション性と復元力を回復させてください。
U.L.コンフォートシステムパッド 取扱説明書より
としっかり書かれていました。やっぱり取扱説明書は大事です ^^;
とうことで、初回なので息を吹き込んでスリーピングマットの完成です。
メーカーで公表されている使用時の厚さは 2.5㎝ ですが、自分の物は実測で 2㎝ でした。
仕様と 0.5㎝ の差がありますが、使用回数、個体差、空気の入れ具合等で若干変わってくるのだと思います。
スリーピングマットの頭の部分には、枕にする荷物を固定するためのベルトとモンベルから出ている “U.L.コンフォートシステムピロー” を連結するための穴とフックがあります。
これらを使って枕を固定すれば、全体の長さは 150㎝ + 20㎝ 〜 30㎝ = 170㎝ 〜 180㎝ になるため、ほとんどの人がスリーピングマットとして利用できると思います。
使用感
ちょっとハードだった真冬の初めてのキャンプでさっそく活躍してくれました。
暖かさについて
初めてのキャンプで使用したときは
就寝前 1:40 の気温:外気 0.9℃ 幕内 14.3℃
明け方 5:30 の気温:外気 -0.3℃ 幕内 3℃
という状況で、明け方は寒くて目が覚めたのですが背中には寒さを感じませんでした。
このときは、シュラフの中で体の表面部分(つま先、太もも、お腹、両肩)にホッカイロを貼り、ようやく落ちついたのですが、コット下からの冷気は遮断されていたようです(コット下には荷物なし)。
ですので、暖かさという面では期待した性能を発揮してくれたと思います。
寝心地について
コットの上に敷いて使った場合はとても快適でした。コット(ロゴス FDコットDX グリーン)の高いテンションとの相性もいいみたいです。
テント内ではまだ使ったことがないので判断できませんが、先日購入したアメニティドームSでキャンプに行くときに検証してみるつもりです。
コンパクトさについて
オートキャンプでは、このスリーピングマットのコンパクトさはあまり活きてこないんじゃないかと思っていましたが、キャンプ装備の積み込み時にすごく助かりました。
自分の車(日産ノート)の荷台は後方座席を倒すことによってフラットになるのですが、その下にも若干の荷物が収納できます。
その少ない収納スペースに、あまり大きくない他の装備と一緒にきれいに収まってくれるので、上のフラットスペースにはスクリーンタープや石油ストーブ、大きな収納ケースを整理して並べられます。
キャンプ装備が増えてくるにしたがって、車内の積載スペースの有効活用が重要になってきますので、コンパクトになればなるほど工夫できる余地が大きくなり助かっています。
今後もこのスリーピングマットをメイン使っていきますので、その中で気づいた点等をアップしていきたいと思います。
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