この記事は GO OUT JAMBOREE 2015 の日程
前夜祭: 4 / 10(金)
1日目: 4 / 11(土)
2日目: 4 / 12(日)
の1日目の日記となります。
目次
1日目: 4 / 11(土)
GO OUT JAMBOREE の初日です。
前夜祭でもかなりの数のキャンパーさんで賑わっていましたが、初日はその何倍もの方たちが到着して、広いふもとっぱらキャンプ場が人とテントでいっぱいになりました。
朝も雨でしたが山の空気は気持ちいいです
前日、寝たのが遅かったのと疲れもあったせいか、起きたらもう 8 時。外には家族で来ている子供たちの元気な声が聞こえていました。
外気温は 9.3℃、幕内の温度は石油ストーブのおかげで 18.1℃ でした。キャノピーの下部とサイドメッシュを多めに空けておいたので少し冷たい風も入ってきていました。もう少し閉じれば 20℃ 以上になるかもしれません(でも、換気優先ですね)。
外に出てみると、山肌に雲がかかって霧のような雨が少し降っていましたが、空気がきれいなせいか、すごく気持ちよかったです。
キャノピーの下で大きく深呼吸をすると、一気に目が覚めました。
一緒に来ているお隣のベテランキャンパー O さん(以下、O さん)もイスに座って、のんびりと朝の贅沢な時間を楽しんでいるようでした。
キャンプで起きたときの朝って、本当に気持ちいいです ^^
GO OUT JAMBOREE 2015 のエリアマップはこんな感じです
広大なふもとっぱらキャンプ場全体を使って行われる GO OUT JAMBOREE 2015 は下のようなエリア分けになっています。
開場の中央にメインストリートがあり、下半分の両側がキャンプエリア、上半分にイベント会場や出店ブースが集まっています。
キャンプエリアもオートキャンプエリア、ファミリーキャンプエリア、駐車場から荷物を運んで設置するキャンプエリアに区分けされています。
オートキャンプエリア
車の横にテントを設営できるエリアです。荷物を運ぶ手間がないので設営や荷物の保管は楽ですが、設営した後は 2 日目の 8 時まで車を移動できません。薪や氷は会場内で買えて、フードブースもあるので困ることはないと思いますが、いったん帰ってお風呂に入ってくるとかはちょっと無理です。
ファミリーキャンプエリア
小さな子供さんと一緒に来られるご家族用のエリアです。このエリアは人通りの多いメインストリートから少し離れている静かなエリアとなっています。みなさん、早めの時間に消灯されていたような気がします。
荷物を運んで設営するキャンプエリア
車を駐車場に停めて、キャンプエリアまで荷物を運んで設営するエリアです。駐車場から少し距離があるので荷物を運ぶのは大変だと思いますが、決まった時間帯(初日 15 時 〜 24 時、2 日目 8 時 〜 10 時)であれば、車で会場への出入りができるので便利です。
トイレに向かう途中にもいろいろな施設が並んでいます
起きたあと、メインストリートを歩きながらトイレへ向かったのですが、なんと朝から GO OUT のオフィシャルバーが営業していました(まあ、フェスですからね ^^; )。
もしかしたら、一晩中営業していたかもしれません(未確認です ・・・)。
向かう途中にあるフードブースの一部です。これと同じ感じで反対側にも並んでいます。朝の仕込みや準備で忙しそうでした。
トイレは、もともとふもとっぱらキャンプ場にあるトイレ(水洗)と下のようなちょっと高級な移動式トイレ(水洗)、さらに GO OUT JAMBOREE 用に増設された仮設トイレ(タンク式)があります。
この時(初日の朝)は、まだ人が多くなかったのでそれほど混んでいませんでしたが、お昼を過ぎると各トイレに行列ができるようになりました。
すると、真っ先に上の写真の移動式トイレが容量オーバーで使えなくなり、もともとあるトイレと仮設トイレに人が集まって、だいぶ混雑していました。
仮設トイレは男女共用以外に女性専用のものがかなり多く設置されていたので、女性の方 1 人の場合はそれほど待ち行列はできていないようでした。
しかし、お子さんを連れている方は仮設トイレではなく、既設のふもとっぱらキャンプ場のトイレに多く並ばれていて大変そうでした。ですので、家族で来られる方は待つ時間も大変な場合に備えて、簡易トイレなどを用意をしておくといいかもしれません。
メインストリートを通って、サイトに戻る途中です。
まだ雨が止まないせいか道路脇の泥が乾かず、サイトエリアに入るときに足を取られがちで少し注意が必要でした。
サイトに戻ると朝食の準備中でした
サイトに戻ると、O さんがフットーワークよく朝食の準備をしてくれていました。本当にいつもお世話になってばかりです。
何やらアボガドとベーコンがまな板の上に ・・・。
焼いてスライスした、おいしそうなパンが並んでいます。
これは “ちびパン” というそうです。1 つがちょうど 1 人分くらいの大きさで、とってにかわいい革製のカバーがかぶせてありました。
ちびパンのフタを取ると、ちょうどいい感じに火が通ったベーコンエッグが!そして、その横に先ほどまな板の上にあったと思われるアボガドで作ったサラダを載せてくれました。
パンはくるみやレーズン(かな?)などが入っていて、ベーコンエッグ&アボガドサラダとのコンビネーションが凄くよかったです。
毎回思いますが、早くキャンプでこういう朝食を作れるようになりたいです。
8 人合流!
朝食をいただいたあとコーヒーで一服していると、O さんのキャンプ仲間が続々と到着して、サイトの設営が始まりました。
男性 2 人で来た方々、男性 2 人と女性 4 人のグループの方々で一気に 8 人が合流しました。
下の写真の方は O さんと同じ三菱のジープで、ほろ付きののトレーラーでやってきました。さすが、O さんのお仲間です ^^;
この、ほろ付きのトレーラーが今夜の宿泊先になるそうです。
一人の男性の方はコールマンのウェザーマスター!カッコいいです。
インナーテントが吊り下げ式で、自分が持っているアメニティドームS(自立式)とは違う方式です。設営で忙しそうだったのですが、興味津々でウェザーマスターのことをいろいろと尋ねてしまいました(すいませんでした ・・・)。
ミニタリーサイト設営中
ほろ付きのジープでやってきた方が、なにやらテントのような?タープのような?ものをほろから取りだし、設営を始めました。
市販のポールやガイロープを使わずに、木の枝や麻のヒモで設営しています。
木の樽とか、いつの時代のウォーターサーバー?なんて思う物が少しずつ並び始めています。
この後も、続々とほろの中から関連アイテム?が運び出されていました。
会場を散策です
朝食も終わったので、会場の散策に出かけました。
スナック ともみ
メインストリートをイベント会場の方に向かっていると、いきなりスナックがありました。まだ朝なんですが、まあフェスなのでありなのかな?営業時間が長そうなスナックです(オフィシャルバーと同じノリですね)。
雨が上がり、雲の合間に富士山が見えてきました。やっぱり富士山が見えると気持ちも盛り上がってきます。
降り続いた雨のせいで出店ブースの場所によっては地面が泥だらけになってしまい、お店の方も大変そうです。
WILD THINGS
アウトドアのファッションブランドですね。女性の方で賑わっていました。
Pocket Disk
編み物製のフリスビーみたいなものです。柔らかいのでテントなどにぶつかっても大丈夫で安全に楽しめるそうです。いろいろなデザインがあるので、見ているだけでも楽しいです。
SOTO
ソトのブースです。各種バーナーやステンレス製のダッチオーブンなど、欲しいものがいっぱいです。
ドッペルギャンガー アウトドア
ここにも楽しそうな物がたくさんありました。2 人がけのソファなんかはコンパクトに折りたためるので、家で使っても空間を有効に使えそうです。
ロゴス
実は自分のキャンプ装備はロゴス率が高い(スクリーンタープ、チェア、焚き火台等)ので、このブースにも気になる物がたくさんありました。特に焚き火台を囲むいろりが欲しいのですが、なかなか手が出しにくい価格なので踏み切れていません。
Nature tones
Nature tones の商品コンセプトは自然の持つ音色・空気感と調和した製品。なので、金属部分も特殊コーティングで優しい質感になっています。全体的に優しい印象のアイテムが多いです。
FUJI-SAN STAGE
サブステージです。小さめのステージですが、スピーカーなどはかなり大きな物が設置されていたので、遠くの方までライブの音が聞こえていました。
GO OUT STAGE
こちらがメインステージになります。ここで、さまざまなミュージシャンや芸人さんのライブが行われて大盛況でした。ミュージシャンごとに観客のみなさんの雰囲気が全然違ったのが印象的でした。
出店ブースで少し買い物をしたので、いったんサイトに戻ることにしました。
上の写真は今日から会場入りするオートキャンプの車の列なのですが、午後になってもずっと途切れませんでした。本当にすごい数です。
我が家(スクリーンタープ)に戻り買い物をチェック
自サイトに戻って、出店ブースで思わず買ってしまったものをチェックしてみました。
まずは、ロゴスの “システムロックポール” です。
オンラインショップだと 2,430 円ですが、ロゴスブースでは 1,500 円でお買い得だったので 2 本買ってしまいました。
90㎝ 〜 230㎝ まで 5㎝ きざみで長さが調節できます。スクリーンタープのキャノピーの高さ調節や、今後買う予定のヘキサやレクタタープに使っていきたいと思っています。
すべて延ばした状態です。230㎝ はやっぱり長いですね。
次はドッペルギャンガーアウトドアのブースで買った “ウルトラコンパクトアルミハンガー” です。
これもオンラインショップで 950 円ですが、ブースでは 500 円でした。本体重量が 91g しかないので、小物バッグやポケットに入れておけば、ちょっと服を掛けたいときに便利です。
ソトの “変身カセットライターニョイボウ” です。
オンラインショップ価格は 579 円ですが、ソトのブースでは 100 円均一の箱に入っていました。安くていい買い物をしたと思っていたのですが ・・・。
ポケットトーチのような強い炎が出るとかってに思い込んでいたのですが、実際は下のように普通の炎でした。安さに気を引かれてしまい、しっかりパッケージの内容を見ていませんでした;;
もちろん、商品名のように点火先まで十分な距離が取れて普通の 100円ライターも使えるので、値段からすればとてもいいアイテムです。
これは、商品名は特にない “焼き網(30㎝ x 30㎝)” です。
ロゴスブースで 100円 で販売していました。
今使っている、ロゴスのピラミッドグリル M の焼き網サイズが 30㎝ x 30㎝ だった気がしたので、予備の網として思い切って買ってみました(思い切る金額でもありませんが ^^; )。
合わせてみたら、ピッタリはまって無事に使えそうでした。ホッ。
今回 4 つの買い物をしましたが、どれもお店やオンラインショップよりだいぶ安く買えました。
友達とワイワイしながらお店のブースを回って、欲しいものを安く探すのも GO OUT JAMBOREE の楽しみの一つなんだなぁと思いました。
ミニタリーサイト設営が着々と進行中
買い物チェック後に合流した方々のサイトに行くと、先ほどのミニタリーサイトの設営が進んでいました。焚き火台に、ミニテーブル、武井バーナー、ダッチオーブン、フードストッカー・・・、アイテムが増えています。
ほろ付きのトレーラーに階段が設置されています。
トレーラーの中にはコットとテーブル、暖房器具とランタンが揃っています。すごい!
いつの間にか、ティピーの骨組み風の木の枝スタンドも立てられていました。
有名キャンプメーカーのテントが並ぶ中、このサイトの辺りだけがミニタリーな世界になっていて、みなさん、その雰囲気を楽しんでいるようでした。
霧の中 2 度目の散策に出発
昼食後*、深くなる霧の中、2 度目の散策に出かけました。
* 珍しく自分が料理して O さんに食べてもらったのですが、写真を撮り忘れてしまいました。ちなみに作ったのはきゃべつ丼とワンタンスープでした。
GIN-ICHI
写真・映像・出力機材の GIN-ICHI のブースです。アウトドアに関連したものをピックアップして展示しているようでした。
sunny nap
愛知県犬山市のオシャレな看板屋さんです。看板といいつつも一文字ずつでも作っているようで、気に入った大きさや書体の文字を組み合わせれば、自分だけの看板を作れます。
Metal Design Works Sun-i
静岡県富士市にある鉄・ステンレスのオーダーメイド専門の会社です。アウトドアも極めてくると、自分でデザインしたものをオーダーメイドで作るようになってくるのかもしれません。
ALL ABOUT ACTIVITY
2014 年 12 月に立ち上がったばかりの新しいブランドです。今回は TOYMOCK(ポータブルハンモック)をメインに展示していました。
ゴーロック ケパブ
フードブースから離れたところにケパブ屋さんがありました。お店巡りでちょっとお腹が空いたときに、軽く食べるにはピッタリかも。
AMA GEAR PRODUCTS
伊豆の天城カントリー工房のブースです。KIBAKO というのは「移動可能なカスタマイズできる小屋」ということだそうです。4t トラックが入るところならどこでも運搬できるそうなので、移動式のバンガローみたいに使えるかもしれません。
NORDISK
デンマークの老舗で、ヨーロッパでは有名なブランドだそうです。白クマ君がトレードマークになっています。そういえば、キャンプサイトには NORDISK のテントもたくさん設営されていました。
MANASTASH
アメリカのアウトドアブランドで、名前はマナスタッシュという山の名前に由来するそうです。取り扱っていたのはウェア関連でした。
go slow caravan
ブースを見て、まず目に入ったのがワーゲンバスでした。が、よく見ると中がアイテムのストック場所になっています。張り綱も張ってあるので、どうやらワーゲンバス風のテントみたいです。展示してあったのはオシャレなアウトドアウェアでした(オシャレすぎて自分には無理かも)。
INOUT
このブランドは「部屋で過ごすスタイルをそのままフィールドに持ち出して、アウトドアでいつもの食事やコーヒーを楽しむ」ということをコンセプトにしているそうです。実際のテーブルやチェアを見て、確かに上質な造りだと感じました。
TENTO FACTORY
2012 年スタートの新しいブランドです。ウッドラインシリーズで一気にブレーク。さっきまで O さんのサイトで座っていたイスがありました!
テントいろいろ
他にも開場を歩いていると、いろいろなテントが展示されていました。
いろいろな形のテントを見ると、どうやって設営するんだろう?中に入るとどんな感じかな?なんて考え出して、いろいろなタイプのものが欲しくなってきます。
いつか、キャンプごとにテントや装備を自由自在にアレンジできるようになれたらいいなと思います。
いつもお世話になっている薪ストーブ屋さんのブースを発見
富士山方面のキャンプで、いつも薪を売っていただいている “薪ストーブショップ トムグリーン(富士宮店)” さん のブースを見つけました。
普段お店の中で見ている薪ストーブも外で見ると雰囲気が変わります。
いろいろなアイテムが並んでいます。
チェーンソーで丸太の試し切りをしている方もいらっしゃいました。楽しそう。
ブースの脇には丸太が積まれていました。翌日、この丸太を使ったチェーンソーアートの実演が行われていました。年輪ってきれいです。
これは ・・・ お店の人に尋ねてみたら、ルンバの芝生版だそうです。右に左に動き回って芝生を刈っている姿がかわいかったです。
でも、ルンバの会社が作っているわけではないです(念のため ^^; )。
ダッチオーブンから鳥の丸焼きが!
散策から戻ると、O さんのサイトの焚き火台の上にダッチオーブンが載っていました。しかも上にも炭と薪がくべられていて、これでもか!というくらいの過熱状態です。
ダッチオーブンの近くで耳を澄ますと、中から「シュゴー」という音が聞こえて、かなりの勢いで焼けているようでした。
しばらくしてふたを開けると、見事な鳥の丸焼きができていました。野菜もおいしそう。
O さんが手際よく切り分け、一緒に焼いた野菜とともに盛りつけて、みんなに振る舞っていました。もちろん自分もちゃっかりいただきました。
毎回思うのですが、テント周りの装備だけでなく、調理関連の道具まで実践的に使いこなしているのは凄いと思います。
自分の場合は道具を買っただけである程度満足してしてしまうところがあるので、こういうところを見ていると本当に参考になります。まさに、使いこなしてこその装備や道具ですね。
地元 FM 局( K-MIX 静岡)のブースに行ってみました
夕食後、FM 局( K-MIX 静岡)のブースに行くと、D.W.ニコルズ 出演の生放送が行われていました。一番前にローチェアを置いて座っていたのですが、ブースとの間にはモニタースピーカーしかないので、凄く距離が近かったです( 3m くらい)。
番組のあるコーナーで会場にいた女の子が 2 組飛び入りで出演したのですが、そのうちの 1 人の方が芸能人かと思うくらい可愛くて驚きました(森高千里にホントにそっくりでした)。一般の方なので、顔を見ていただけないのが残念です。
番組の最後に D.W.ニコルズのミニライブとなり、多いに盛り上がりました。アーティストと数メートルの距離でライブを見たのは初めてでした。
サイトに戻ると焚き火の周りで宴会が始まっていました
ミニライブが終わってサイトに戻ると、O さんのキャンプ仲間がさらに 7 人合流して宴会が始まっていました。
大きな鍋でたっぷりのパンプキンスープをコトコト煮込んでいます。
ギターを弾ける方が 2 人もいらっしゃったので、いろんな分野の曲をみんなで歌ったり、ちょっと大人な会話で盛り上がったり ・・・。
もうずっと、焚き火を囲んでみんなで話をするような機会がなかったので本当に楽しかったです。
我が家(スクリーンタープ)に戻って 2 日目の就寝です
宴会が終わってスクリーンタープに戻ると、かなり冷え込んでいました。気温は昨日より 1℃ くらい低く、外気 6.1℃、幕内が 7.1℃ でした。
換気を確保して、さっそく石油ストーブ(フジカハイペット)に点火です。
ハイボールを飲みながら、就寝前の 1 人の時間を楽しみます。こんな時間を 2 度も過ごせる 2 泊 3 日のキャンプもいいなあと思いました。
外気温が少し上がったかな?
幕内も暖かくなってきたので、そろそろ就寝の時間です。
GO OUT JAMBOREE 2015(2日目)3 / 3 に続きます
富士山の麓で食べる朝食、キャンプ仲間の合流、アウトドアブランドの店巡り、生放送とライブ、鳥の丸焼き、焚き火を囲んで宴会 ・・・ 日常では経験できないことが 1 日にギュッと詰まっていた感じです。
天気予報によると、明日は晴れ間も広がってくるようです。最終日はいい天気になってくれることを願いつつ就寝です。
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