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何種類もあるタープの特徴と用途を調べてみました

スクリーンハウス300

タープって何だろう?から始まって、タープの種類まではなんとか把握することができました。そして何種類かに分かれているということは、キャンプの形態や場面によってタープに求められるものが違ってくるのではと思うようになりました。

タープの種類による特徴(長所・短所)と用途

前の記事でわかった種類ごとに調べてみました。ウイングタープとヘキサタープは構造は同じですが、屋根の形状の違いから人数制限が変わってきますので分けました。

  設営  人数  見晴し 防寒
ウイングタープ × ×
ヘキサタープ × ×
レクタタープ × ×
スクリーンタープ
カーサイドタープ × × ×

なお、”△” や “×” がついているタープの種類でも、サイズや製品の機能によって “○” になったり “△” になったりするものもあります。

例えば大型のウイングタープでは人数も増えますし、ワンタッチ式のスクリーンタープでは設営も容易になってきます。ですので、おおよその目安としてとらえていただければと思います。

表だけではわかりにくいところもあると思いますので少し補足します。

ウイングタープ・ヘキサタープ

2 本の柱(ポール)と数本のロープという構成なので、慣れれば一人でも楽に設営できるようです。両サイドの視界は少しタープで遮られますが、前方と後方の見晴らしはよさそうです。

ウイングタープ

出典:choking

ただし、屋根があるだけなので吹き込むような雨には弱く、虫もそのまま飛んでくるし、冷たい風もダイレクトに受けてしまいます。

それほど寒くなく虫も少ない春先とか、夏や秋の日中に活躍しそうなタープだと思います。

レクタタープ

柱(ポール)を 6 本、ロープも 10 本以上必要ということもあり、ウイングタープやヘキサタープよりも設営の難易度は上がります。

レクタタープ

出典:YAHOO! JAPAN ショッピング

しかし、柱(ポール)が 6 本あることにより屋根の位置が高く取れるので、タープによって視界を遮られることがなく見晴らしはかなりよくなるため、より多くの人数に対応できます。

雨や虫、寒さに関してはウイングタープ・ヘキサタープと同様に強くありません。

開放感があり収容力も期待できるので、デイキャンプや大人数でキャンプするときに向いているのかと思います。

スクリーンタープ

構造的に “床がないテント” に近いため、他のタープと比べると設営に手間がかかるようです。また、メッシュ生地にできるとはいえ周囲が囲まれることになるので、他のタープと比べると見晴らしや開放感は落ちてしまいます。

Coleman_コールマン__スクリーンキャノピージョイントタープ2_170T15300R

 

その反面、テント生地やメッシュ生地でフルクローズにすることができるため、吹き込むような横からの雨や虫にも強く、防寒性能も高いようです。

雨と虫に強いタープなので、環境に左右されず快適にすごしたいとか、寒いシーズンにキャンプをしたいというときに力を発揮するとのこと。

カーサイドタープ

このタープの特徴は人数や見晴らしなどを多少我慢しても、車を活用した容易な設営がメリットというところに集約されていると思います。

カーサイドタープ

少人数の仲間や家族で気軽にキャンプに出かけて楽しむといった使い方に適していそうです。

冬場にキャンプでタープは必要?

タープの種類とそれぞれの特徴を調べていて思ったのが

冬場にタープって必要?

ということです。そもそもタープの役割は強い日射しを避けたり雨に濡れたりするのを防ぐこと。冬場であれば日射しも強くないし、雨が降ってもテントがあれば十分でタープより温かそうです。

ただスクリーンタープを詳しく調べているときに、冬の時期に使っている方が結構いらっしゃいました。この件について、お隣のベテランキャンパーさんに質問したところ意外な回答が返ってきました。

次回、その回答について書きたいと思います。

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