ならここの里キャンプ場はとても広く、1 つのキャンプ日記にまとめるのが難しかったので
- ならここの里キャンプ場(本編)
- ならここの里キャンプ場(散策編)
に分けて書くことにしました。
この記事は、ならここの里キャンプ場(散策編)になります。
写真の枚数が多いので、撮影場所や施設の場所を示したマップはクリックすると表示されるようになっています。
マップには撮影した位置だけでなく、方向もわかるように矢印を付けましたので、写真を見るときの参考にしてもらえると嬉しいです。
目次
朝の散策に出発!
目が覚めて時計を見たときは 4 時半だったのですが、「あと 10 分!」と目を閉じたら 5 時半になっていました。
モーニングコーヒーを飲んでから散策に出かける予定だったのですが、1 時間も寝過ごしてしまったので、顔を洗ってそのまま散策に出発しました。
サイト周辺:オートキャンプ場(一般サイト)
スクリーンタープを出て、まわりを見回してみます。さすがに 5 時半では起きている方も少なく、とても静かです。
まだ、木々の上の方にうっすら靄(もや)がかかっています。あと 1 時間早く起きていたら、幻想的な景色を見ることができたかもしれません。
サイト近くのバーベキューハウスです。ベンチとテーブルの間には、ちょうどバーベキューグリルや焚き火台を置けるスペースがあり、雨が降ってもバーベキューができます。
また、7 月や 8 月の暑い季節には、雨が降っていなくてもバーベキューハウスを利用した方がいいかもしれません。
大きな炊事場とは別に、下のような簡易的な炊事場もあります。一般サイトとバーベキューハウスから近いので、とても助かります。
バンガロー A 棟( 11 〜 14 ) 周辺
ならここの里キャンプ場にはバンガローが全部で 27 棟もあり、室内の広さや、横付けできる駐車場の有無で A・C・K・N・S に分かれています。
下の写真は 6 畳間で駐車場 1 台付きの A 棟( 11 〜 15 )です。
バンガローには大きな軒がついています。夏の強い日射しを防ぐのと、雨天でも軒下でバーベキューをしたり、キャンプ料理が作れるようにしてあるのだと思います。
バンガローエリアにもバーベキューハウスがいくつも用意されています。
炊事場・シャワー室・トイレ
バンガローエリア( A-11 〜 A-15, N, K-1 〜 K-3, C-1 〜 C-3 )にある、大きな炊事場です。
バンガローの数が多いためか、炊事場の両側にたくさんの釜土が用意されています。
炊事場を利用する際のお願い事項があります。ゴミをキャンプ場で処分してくれる以外は、他のキャンプ場と同じこと(マナーですね)が記されています。
炊事場の端の方には作業用のテーブルがあります。食材や洗った食器などを一時的に置いておけそうです。
ハイシーズンに炊事場が人でいっぱいになって、賑わっている光景が目に浮かびました。
炊事場横の小さな渡り橋で 1 人ずつ渡る幅になっています。竹の手すりがいいですね ^^
川(?)の幅は 3 〜 4m といったところ。川というより、原野谷川からキャンプ場内に水を引き込んだ “水路” といったところでしょうか。
林間広場
一般サイトと同じ場所にある林間広場です。マップ上は中央に見える道から手前(写真下側)が “林間広場” となっていますが、見た感じではあまり区別がつかないような ・・・。
林間広場にはバーベキューハウスが 4 箇所設置されています。
林間広場の端には、なぜかバックネットが ・・・ 。 一般サイトと林間広場を合わせれば、確かに野球はソフトボールが十分にできそうな広さはあります。
キャンプ場の受付で一般サイトへの行き方を尋ねると、「バックネットの所を左に曲がれば一般サイトですよ。」と言われるので、初めて利用するときの目印になります ^^
バックネットを右側に見ながら進み、左に曲がってもう一つの一般サイトに向かいます。
オートキャンプ場(一般サイト)〜 テニスコート入り口
ならここの里キャンプ場の一般サイトは、林間広場のある場所とテニスコートのある場所の 2 箇所になります。これからテニスコートのある方に向かいます。
サイトを設営されている方は 1 組だけみたいです。平日なら気に入ったところを選べますね ^^
正面に少し見えているのがテニスコート、右側の建物は工作室です。
一般サイトは区画がないので、混雑していなければ、ゆったりとサイトが設営できそうです。大きめのタープも十分に張れそうです。
一般サイトの突き当たりまで行くと、テニスコートが見えます。一瞬、避暑地に来たような気分になりました。
テニスコート側から一般サイトの方を振り返ったところです。
こうしてみると、かなりたくさんのサイト数が設営できそうです。左手に見えているのが、前の写真にあった工作室です。
一般サイトを抜けて、テニスコートとその先のバンガローに向かいます。
しかし、ほんとに広いキャンプ場です ・・・ 。
テニスコート 〜 バンガロー S 棟
テニスコートは 2 面、受付で申し込めば誰でも利用できます。
1 面あたりの利用料金は
午前 6 時 30 分 〜 9 時 | 600 円 |
午前 9 時 〜 12 時 | 900 円 |
午後 12 時 〜 16 時 | 1,200 円 |
夕方 16 時 〜 | 600 円 |
となっています( 2015/08/31 現在 )
テニスコートの横には更衣室があります。
バンガローに泊まったり、キャンプをしなくても、テニスだけ楽しみに来られそうですね ^^
テニスコートの先に進むと、バンガロー S 棟( 1 〜 5 )があります。
バンガローに泊まって、バーベキューもしたいしテニスも楽しみたい、なんていう場合は S 棟がベストだと思います。テニス合宿なんかもできそうですね。
さらに進むと一番奥にバンガロー S−1 棟があり、ここがキャンプ場の端になります。
バンガローの造りは A 棟と同じで、日射しや雨よけの軒が付いています。
管理棟(一般サイト側)
バンガロー S 棟とテニスコートのエリアを出て、右手に一般サイトを見ながら真っ直ぐ進み、管理棟に向かいます。
ここまで、すでにかなり歩いているうえに、写真のように管理棟まで少し距離があります。散策に出かけるときにサンダルで行こうとしたのですが、思い直して靴にしておいてよかったです ^^;
ようやく、一般サイト側の管理棟に到着。
マップによって “管理棟” になっていたり “研修棟” になっていたりするので、両方の用途に使われているのかもしれません。
朝早かったのでまだ開いていませんでしたが、ここでも受付棟と同じようにキャンプで使ういろいろなものが買えそうです。
管理棟の横に貸出用のバーベキュー道具の保管庫があります。
前日に見たときはドアが全て開いていて、中にたくさんのバーベキュー道具が積んであるのが見えました。
管理棟近くの灰すて場です。
マップを見ると、全部で 4 箇所あるようです。
バンガロー A 棟( 1 〜 10 )・C 棟・K 棟・森林科学館(回帰館)
管理棟の前の道を進むと、左手にバンガロー A 棟( 1 〜 10 )が見えてきます。
平地にある A 棟( 11 〜 14 )と違い、階段状にした斜面にバンガローが並んでいて独特の趣(おもむき)があります。
バンガロー A 棟( 1 〜 10 )から水路を挟んで奥に見えるのが、バンガロー C 棟( 1 〜 3 )です。C 棟は 8 畳のバンガローで、6 畳の A 棟より少し広くなっています。
上の写真で広くなっている水路は浅瀬になっていて、受付に張ってあった魚のつかみ取りはここでやるようです。
水路を渡って少し進むと、バンガロー K 棟( 1 〜 3 )があります。
K 棟は一番大きなバンガローで、12 畳の広さがあります。
K 棟を越えてさらに進むと、原野谷川の向こうにコテージが見えます。バンガローとはまた違う雰囲気ですね。
振り返って道路に戻る途中に “回帰館(森林科学館)” がありますが、現在は閉館中でした。
ガラスの扉越しに覗いてみると、展示物や工作スペースのようなものが見えました。
なんか楽しそうな場所です。再会してくれるといいのですが ・・・ 。
森林科学館(回帰館) 〜 キャンプ場受付
受付棟に向かって歩きます。山側の木々が道路に張り出して緑のトンネルのように見えます。
川沿いの木々が途切れたところから、原野谷川にかかる “松下橋” が見えます。
左側に受付の棟、右側に “ならここの湯” があります。
受付で手続きをした車のみ入れるという注意書きですね。
赤字は英語ではないようですが ・・・ “BILHETE” を調べたらポルトガル語で “チケット” という意味みたいなので、多分、ポルトガル語だと思われます(間違っていたらすいません)。
右手に受付棟が見えてきました。ガードレールが見える正面の道路が県道掛川川根線です。
受付棟前の駐車場です。12 〜 15 台くらい駐められそうです。
キャンプ場受付にある施設(ゴミ捨て場・シャワー室・トイレ)
燃えるゴミ用のゴミ捨て場です。小屋のようになっているのは、山から来る動物やカラスへの対策だと思います。
ペットボトルと蓋は別々に!使い終わった電池を捨てるところもありました。
通路には行ってすぐ左がシャワー室です。
1 回 100 円で 5 分間使用できます。
シャワー室の先がトイレになっています。
逆光が強く通路の出口側から撮影したため、上の写真ではシャワー室の位置はトイレの奥(駐車場が見えている方)になります。
キャンプ場受付 〜 森の都温泉ならここの湯
受付棟内の通路を抜けると小さな階段があり、そこから “ならここの湯” へ渡る松下橋へ出ることができます。
反対の川側を見たところです。
右側に見える受付棟から、川沿いに続く木々の下に今まで歩いてきた道路があります。
早朝なので、当然ですが “ならここの湯” はまだ開いていませんでした(オープンは午前 10 時です)。
建物の横に回ってみると、温泉を組み上げていると思われるパイプが何本も引かれていました。さすが、源泉 100% という感じです。
“ならここの湯” の前には駐車スペースが少ないのですが、道路を挟んだすぐそばに駐車場があります。
森の都温泉 ならここの湯 〜 コテージ
“ならここの湯” を正面に見て右側の道を進むと、コテージが建つエリアになります。
コテージ利用者専用の駐車場がありますが、建物に車を横付けにされている方が多かったです。
コテージの裏口だと思いますが、きれいな造りですね。
給湯器のような設備が見えたので Web サイトの案内を見てみたら、1 階( 14 畳)2 階( 10 畳)で「寝具、バス、トイレ、流し、食器、冷蔵庫、鍋、炊飯器、ポット、エアコン、ファンヒーター(冬期のみ)」と普通の家にあるのもはほとんど用意されていました。
コテージ
一戸建ての家を貸切りで利用できる宿泊施設を、貸別荘または貸コテージと呼びます。
家全体をまるごと貸切りで利用するわけですから、専有面積が広く、大人数でもゆったりとしたスペースを使うことが出来ます。リビングで皆が集まって団らんを楽しむことができるのも特長といえます。
なるほど!
一軒家を借り切ると思うと、ハイスペックなのが理解できました。
川の方に進むと、突き当たりの右側のコテージに洗濯物?が干してありました。
まさに 1 件家ですね。家族やグループで借り切って遊びに来るというスタイルも楽しそうです ^^
コテージ下の川辺
コテージを出て小さな階段を下ると、すぐに川辺に行けます。
ここは直火 OK らしく(未確認です)、川辺のあちこちに焚き火のあとがありました。
昨日、”ならここの湯” に昼食を食べに行く途中にこの橋を渡ったのですが、コテージに遊びに来ているご家族(多分 ^^; )がここで遊んでいらっしゃいました。
ここから見ても、やっぱりキャンプ場へ行く道は木々で覆われていますね。
水がきれいで水深も浅く、流れも穏やかななので、子供さんも安心して遊べそうです。
ならここの湯 〜 吊り橋
舗装はされていませんが、きれいに整地されています。
BBQ だけちょっと合流!みたいなときは、受付で手続きをした後に車をここに駐めて、横の吊り橋からキャンプ場に入ると楽かもしれません。
第 4 駐車場の吊り橋にある注意書きです。
この吊り橋を渡るとすぐにキャンプ場なので、この注意書きがないと、たしかに知らずに入ってしまう人がいるかもしれません。
吊り橋は、ちょうど 1 人が歩ける幅です。
上の写真では長い吊り橋に見えますが、実際はそれほど長くありません(むしろ短いかも)。
川歩き(原野谷川)〜 オートキャンプ場(一般サイト)
川面すれすれまで木々が張り出しています。
写真中央に見えるのは、川辺に降りるための階段です。
川辺から吊り橋を見上げたところです。
吊り橋って、ほんとうに自然に溶け込みますね ^^
ここも浅瀬なので、サンダルならそのまま川に入って行けそうですね。
コテージ前の川辺もそうでしたが、ここでも石を組んで焚き火をした跡があちらこちらにありました。
大きめの石も転がっているので、うまく組み合わせれば立派な釜土ができると思います。
中央に石を並べて作ったような堤防?が見えます。
きっと、子供たちが川遊びで作ったのだと思います ^^
コテージ前の川辺も川遊びにいいところでしたが、こちらは広くて緑が多いところがいいなと思いました。
オートキャンプ場(区画サイト)は散策し忘れたので次回へ ・・・
えーと ・・・ すいません、約 1 時間半かけてキャンプ場の散策をしたのですが、区画サイトだけなぜか散策を忘れてしまいました。ほんとにすいません。
ですが、9 月中旬に奥さんと姪っ子を連れて、もう一度ここに来る予定ですので、その時にしっかり確認して追記したいと思っています ・・・ 。
まとめ
今回は、本編と別記事になってしまうくらい長い散策になりましたが、その中で少しずつわかってきたことがあります。
“ならここの里キャンプ場” は、キャンプをするためのキャンプ場ということだけでなく、
温泉・川・山の地形を活かした自然のリゾート地
を目指した場所ではないかということです。
- 広さを気にすることなく自由にサイトを設営できるフリーサイト
- AC 電源が使える高規格な区画サイト
- 利用人数で選べるバンガロー( 5・6・8・12 畳)が 27 棟
- 設備の整ったコテージが 5 軒
- キャンプ場のいたるところに設置されているバーベキューハウス
- シャワー施設も完備
- 露天風呂付きの温泉(食堂で食事もできる)
- 川遊びを安全に満喫できる
- テニスコートが 2面
と、さまざまな設備が揃っています。
デイキャンプでバーベキュー、グループでバンガローに宿泊、家族でコテージを利用したり、テニスで汗をかいたあとに温泉に行ったり ・・・
“ならここの里キャンプ場” はいろいろな楽しみ方ができるところだと思いました。
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