2 月中に絶対キャンプに行くぞ!と目標を立て、必要なキャンプ用品を懸命に調べては注文する日々をおくった結果、なんとか 2 月中旬に初キャンプに行くことができました。
ワクワクしながら出発したのですが、なかなかハードなキャンプデビューに ・・・
目次
初キャンプの予定地は本栖湖の浩庵キャンプ場
記念すべき初キャンプの目的地は本栖湖の浩庵キャンプ場です。
湖畔に面したキャンプサイトからは富士山がきれいに見えるそうです。
冬の本栖湖で、コーヒーを飲みながら富士山を見られたらいいなぁ
なんて思っていました。
前日に準備を終えて出発を待ちます
以前の記事 “オートキャンプに必要なものは何だろう” で調べたものを見直しながら、今回持って行くものをピックアップして持ち物リストを作りました。
このリストを見ながら、家や物置を走りまわって車に積み込みました。参考にさせていただいたキャンパーさんのブログに書かれていた
行く途中や現地について最初使うものを手前(すぐに取り出せる場所)に積む
という点を心がけながら車に載せていきました。
今回は家族ではなく一人ということと、机や椅子は一緒に行くベテランキャンパーの O さん(以下、O さん)にお借りするということもあって荷物は少なめでしたので苦労なく治まりました。
積み込んでみて思ったのですが、キャンプ道具は収納時にできるだけコンパクトになるように作られているので、車に載せたときにラゲッジルームの床面はすぐにいっぱいになって高さがあまってしまいます。
かといって積み上げていくと走行中に不安定になるし、なにより下になってしまった物の破損や変形が心配になります。
ですので、ある程度の荷物をまとめられる大きめのボックスを複数個使うとか、ラゲッジルームを 2 段に使えるような仕切り台があるといいなと思いました。
キャンプ道具の積み込みに関しては、少しずつアイデアを出して試していきたいと思います。
いよいよ出発です
O さんが前日に仕事で遅かったため、当日の朝にキャンプ道具の積み込みを手伝いました。車は三菱のジープで、なんとトレーラー付きです(トレーラーはキャンプに行くときだけ)。
空の状態のトレーラーを見ると積載スペースが小さく見えるのですが、実際に積み込みを始めると予想外にたくさん積載できました。
無事に積み込みも終わり、トレーラーにシートをかぶせて準備完了。
乗用車のノートとトレーラー付きのジープという変則的な 2 台の組み合わせで出発です。
自宅周辺は晴れ。天気予報によると午後からは少し下り坂になるようでしたが、かなり暖かかったので悪くても雨かななんて思っていました。
薪ストーブ屋で薪を買おうとしたのですが ・・・
キャンプ場に行く途中に薪を買おうと薪ストーブ専門店に寄ったのですが、お店の人が留守です。
留守のときでも横の貯金箱みたいな箱にお金を入れれば薪は買える(野菜の無人販売みたいな感じです)のですが、残っているのが焚き付け用の針葉樹の薪だけでした。
一束 30 分って ・・・
10 分ほど待ったのですが、お店の方が戻ってきませんでしたのであきらめてキャンプ場で買うことにしました。
この道路は富士方面に行くときによく走るのですが、こんな薪ストーブ屋があって、薪も売っていることは知りませんでした。
また広葉樹と針葉樹では火の持ちがずいぶん違うということもわかって、いい勉強になりました(これは常識かもしれませんが)。
この先、薪ストーブを検討するときが来たら、このお店に来てみようと思います。
雨がだんだん雪に変わってきました
本栖湖を目指して走っているうちに雨が降り始めました。
降り始めは「初キャンプは雨か〜」なんて言っていたのですが、登っていくうちに雪に変わってきました。
写真だとちょっとわかりにくいのですが、ポツポツとフロントガラスに当たっていた雨が急にフワッと 優しく当たるようになりました。
スコップ持ってこなかったなぁ
なんて気楽なことをいっていられたのも、この辺まででした ^^;
本栖湖の浩庵キャンプ場に到着
国道 139 号線 から本栖湖に入ったのですが、浩庵キャンプ場に向かう道路はすでに路面にも雪が積もり始めていました。そして、降っている雪がどんどん大きくなってきています。
雪が降りしきる浩庵キャンプ場の受付
そして、ようやく浩庵キャンプ場の受付前の駐車場に到着しました。
キャンプ初心者から見ても、このときはさすがに今日は無理かもしれないなと思うぐらいに激しく雪が降り始めていました。
とりあえず O さんと 2 人で浩庵キャンプ場の受付に行き管理人さんに話を伺うと、湖畔に降りる道に雪が積もり始めているので、滑るかもしれないということでした。
さらに今のペースで雪が降ると、たとえ明日晴れたとしても、道が凍結して湖畔から登って来られなくなる可能性が高いとのことでした。
O さんと話し合った結果、湖畔に降りるときに滑るかもしれない、明日帰れなくなるかもしれないという 2 つの危険を考えて、ここでのキャンプはやめておこうということになりました。
ちなみにこれは車を停めて 2 〜 3 分の写真です。
ほんの少しの間に車の屋根に雪が積もり始めています。
どうやら雪の当たり日みたいでした。
キャンプ地をふもとっぱらキャンプ場に変更
富士五湖周辺にはたくさんのキャンプ場があるのですが、通年(一年中)営業しているキャンプ場となると限られてきます。
O さんと相談の結果、ここ(浩庵キャンプ場)からそれほど遠くない
にキャンプ地を変更することにしました。
近いということと、ふもとっぱらキャンプ場ならサイトに行くまでに坂道がないので雪が降っていても大丈夫だろうと判断したからです。
ふもとっぱらキャンプ場に到着
浩庵キャンプ場の受付を出て国道 139 号線に戻り、少し下ったところを右折するとふもとっぱらキャンプ場に向かう道になります。
あいかわらず雪は降っていますが、ちょっと下っただけで雪の大きさが小さくなり勢いも弱くなりました。山の天気は不思議です。
無事に受付到着して優しそうな管理人さんから説明を受けました。薪ストーブ用の薪も買っていざサイトへ!
ほぼ貸し切り状態の広いサイトをゆっくり走ります。
水場の近くを選んで車を停めました。
強めの風が吹いたり止んだりの中で設営
いつ雨に変わるかわからない状態だったので、用意してきたカッパを着て設営を始めました。設営が進むにつれて、最初にカッパを着ておいて本当によかったと思いました。
設営中は風がピタッと止んだかと思うと、しばらくのあいだ雪混じりの風が続くことがあり、日も出ていないことも重なって体感気温はかなり低かったと思います。
しかしカッパを着ることによって風はほぼシャットアウト、体温も外に逃げていかなかったので凍えることなく作業することができました。出発直前に用意したカッパにとても助けられました。
スクリーンタープの設営は、なるべく風が弱まっているときに立ち上げて*1素早くペグダウンしていたのですが、3 箇所くらいペグダウンしたところで風が強くなったため、両手でポールを掴んで止むまで待ちました。スクリーンタープを支えていたこのときの 5 分くらいの間が設営の中で一番大変な時間でした。
風がおさまってから残りのペグダウンを行い、張り綱を張って一段落です。
となりでピルツを設営していた O さんもほぼ立ち上げが終わり、薪ストーブの煙突を設置中でした。いつかは薪ストーブを使ってみたいなあと、しばらく遠目に見ていたのですが ・・・。
*1 クイックシステムなのでポールを伸ばすだけで立ち上がります。
スクリーンタープを確認すると異変が ・・・
少し風が強くなったかなと思い、設営したスクリーンタープの状態を確認したところ、風を受けている面が少し内側にへこんでしなる感じになっていました。
このあと、さらに風が強くなったときのことが不安だったので、スクリーンタープの周りをチェックしたところ、タープを吊っているポールにかかる部分の生地が半分以上裂けてしまっているところを 2 箇所も発見してしまいました。
時間の関係でスクリーンタープの仮設営ができなかったので、購入時点で裂けていたのか設営後に風で裂けてしまったのかはわかりません。
しかしこの状態では、風が強くなったときにはとても持ちこたえられないと思われたので、とても残念でしたが今回はスクリーンタープの使用をあきらめました*2。
*2 帰宅後にメーカーさんといろいろやりとりがあり、結果的に製品の交換となりました。なお、この交換は損傷によるものではなく別の理由(書くのは控えます)による交換でした。しかし、メーカーさんは最初の問い合わせメールに迅速に返事をくれて、最後までしっかりとした対応をしてくださいました。とても信頼できるメーカーさんだと思います。
宿泊先を変更
スクリーンタープの使用を中止したため、急遽 O さんのテント(ピルツ 23 )に泊めてもらうことになりました( O さん、ありがとうございました)。
この頃にはよく晴れて、雪も風も止んでいました。
O さんのテントにコットやスリーピングマットを持ち込み設置させていただきました。
中には薪ストーブと受付で買った薪、O さんのコット、テーブル、その他小物などがあったのですが、自分の荷物が入ってもかなり余裕がありました。
唯一のポールには、高い天井から離れた位置に縦長のマントルをそなえた大きなガスランタンがぶら下がっていて “本格的な雰囲気” につつまれていました ^^;
幕内のストーブ配置
O さんのテントには薪ストーブが設置されていますのでグランドシートを敷いていません。天井とテントの裾、出入り口の下の部分で換気を調整しています。
夜になって風が強くなってくるとさらに冷え込むことも考えられたので、スクリーンタープ内で使おうと思っていたフジカハイペットを持ち込むことにしました。
薪ストーブは入って一番奥、フジカハイペットは入ってすぐのところに置いてあります。ちょっとわかりにくいのですが写真を載せます。
薪ストーブ
フジカハイペット
ストーブ配置の写真にビール缶とかつまみ(お通し?)が写ってしまっていますが、日が落ち始めると同時に “お疲れさまの一杯タイム” になっていました。
このときはまだ 17:40 頃で、ここからずっとキャンプ話をしながらの宴会になりました。
初めてのキャンプディナー
今回は初めてということもあり、食事はすべて O さんが取り仕切ってくれました。
つまみ(お通し?)
コットに座ってのんびり缶ビールを飲んでいると、O さんがキャンプ場に来る途中で仕入れた食材の中から、棒状のベーコンを取り出してナイフでスパスパと切り始め、オシャレな木製プレートの上に並べていきます。
自分も何かださねばと思い、奥さんに持たされたファミリーマート製のウズラ玉子の燻製を並べました。
食べる前に写真を取り忘れて、気づいたときにはほとんど残っていないという写真が 1 枚だけありました。
テントの中で食べるというので気分が盛り上がっていたせいかもしれませんが、すごくおいしかったです。
オードブル
おつまみが終わると、O さんは食材の中からカット野菜を取りだして木製プレートへ盛りつけ、その上に “パリパリサラダ” なるものをふりかけました。
このときはパリパリサラダについていたドレッシングは使わずに、手持ちのシーズニングをかけてできあがり。一緒に買ったお刺身をならべてオードブルの完成です。
パリパリサラダは初めて食べたのですが、これをかけるだけでいつものサラダが別の料理になる感じでした。もともと野菜は好きなのですが(サラダでご飯が食べられます)、パリパリサラダならさらに食が進みそうです。
酒の席のお刺身は静岡県民としてははずせない一品なので、いつもの席に座っています ^^。
メインディッシュ
お酒も進み、だんだんとテントの中が居酒屋みたいになってきたところで O さんがまた動き始めました。
半分に切ったプチトマトやパプリカ、何かの実(すいません自分にはわかりません ・・・)、白身魚の切り身をフライパンに投入して、オリーブオイルでゆっくり煮始めました。
そして、お酒を飲みながら話をしているうちに “アクアパッツァ” が完成です。
優しい食感の白身魚とパプリカの歯ごたえ、オリーブオイルの香りにプチトマトの酸味も効いていて、お酒ディナーにピッタリの料理でした。家でもこんなのは食べてたことはなかったです。
メインディッシュを食べながら、この料理のつくり方やコツなどを教えてもらっていたのですが、この頃にはお酒もかなり進んでいたせいか、せっかく教えてもらったことを翌朝にはすっかり忘れていました ・・・ ああ。
幕内外の温度(ディナー時)
アクアパッツァができた 21 時半頃、また風が強くなってきました。風向きが変わったせいか、薪ストーブの煙突から外の風が逆流したためにあまり薪が燃えず、少し幕内の温度が下がってきました。
風の逆流の影響ですすが巻き上がり一瞬大変なことになったのですが、O さんがすぐに外に出て煙突の向きを調整しておさまりました。
通常であれば薪ストーブだけで十分暖かいらしいのですが、今回は薪が燃えにくかったため、補助熱源としてフジカハイペットも使いました。
いろいろな話題
宴会中にキャンプのいろいろな話題が出てたくさんのことを教えてもらったのですが、酔っていい気分で聞いてたので、かなりの部分を忘れてしまうことに・・・(もったいないです)。
そのときに撮った写真を頼りに、覚えている範囲の話題を書いてみます。
十徳ナイフ(アーミーナイフ)
いろいろなキャンパーさんのブログを拝見していると、キャンプで便利なナイフ探しをしている方が多いように思います。今回同行してくれた O さんも同じだったようで 4 〜 5 種類のナイフを取りだして、一つひとつ解説してくれました。
その中のひとつがこれです。
折りたたんだ状態もかっこよくて、物欲をそそるというか男の小道具って感じです。
とても頑丈にできているようなのでかなりハードな使用にも耐えられそうですが、その分重く感じました。キャンプのときにいつもこれを携帯するのはちょっと厳しいかなと思いました。
しかし手に取って見ていると、そんな理屈は抜きで欲しいなという気持ちが湧いてくるナイフでした。
剣鉈(けんなた)
ちょっと迫力のあるナイフが出てきてビックリしたのですが、これは剣鉈(けんなた)という刃物だそうです。
藪をはらったり、薪を割ったり、薪の表面を荒らして火を付けやすくするのにも使うそうです。
受付で買った薪を使って、実際に薪を割って見せてくれました。とりあえず使う分の薪を割るといった用途なら十分に使えそうでした。
一本でいろいろと応用が利きそうだし、見た目もカッコいいです。
薪ストーブ用の温度計
薪ストーブの天板に何か丸い物が付いているけど、きっとデザインの一部か空気調節の仕組みかなと思っていたものです。
実は薪ストーブ用の温度計でした。
どういう仕組みかわからなかったので O さんに尋ねてみたら裏側を見せてくれました。丸いケースの中にらせん状の鉄バネのような物が入っていて、受ける熱によってそれが収縮または伸張して表面の目盛りを動かすようでした。
シンプルな仕掛けですが、壊れることなく高温を測れるのはすごいなとちょっと感動しました。
この温度計でフジカハイペットの天板の温度を測ったところ、薪ストーブと同じくらいの温度( 300 ℃ 以上)が出ていました。石油ストーブもなかなかやります。
強力 LED ライト
LED ライトの話しになったときにも何種類か見せてもらったのですが、そのうちの一つのちょっと大きめなライトです。
光の強さを表す数字(ルーメンとか)は忘れてしまいましたが、明るい上に指向性が強いので、近くの山くらいなら山肌を照らしているのがわかるくらい強力なんだそうです。
出始めの頃の LED は暗いなんて言われてましたけど、今は相当明るくなっているんですね。
・・・
宴会の席ということもあり( 2 人ですが)、キャンプ装備や過去のキャンプであった話がたくさん出てきて(この時は)凄く勉強になったのですが、
盛り上がる → 飲む →盛り上がる → 飲む ・・・
の繰り返しで確実に記憶する力が弱っていくのを忘れていました。今考えると、とてももったいないような気がしますが、楽しかったのでつい飲み過ぎてしまいました。
今度こそ飲み過ぎないで、忘れないようにしたいです(せめて半分は覚えていたい)。
ようやく就寝
持っていったお酒がなくなってきたので(飲み過ぎですね)、そろそろ寝ようかとなったのが深夜 1: 40 頃でした。計算すると 7 時間以上も飲んでいたことになります(記憶がなくなるのも納得です)。
換気は十分すぎるほどだったので、薪ストーブは薪がなくなるまで、石油ストーブはつけたまま寝ることにしました* 。
ランタンを消してシュラフに潜り込んだのは深夜 2:00 頃でした。
* 基本的には NG です。今回は換気の再確認はもちろん、ずっとこのスタイルでキャンプされている O さんの判断の元でこうしました。
幕内外の温度(就寝前)
就寝時には風も弱くなっていて、薪ストーブも好調に燃えていたため、外気温は下がっていたにもかかわらず幕内の温度はディナー時より上がっていました。
ただ、換気をよくしているために薪ストーブとフジカハイペットを併用していても 15 ℃以上にはなりませんでした。換気と幕内温度の調整が難しいなと思いました。
この感じだと明け方の外気温は 0 ℃を切りそうです。
化繊シュラフ 0# で乗り切れるかちょっと心配でした。
寒くて目が覚める
就寝前の予感が的中して、明け方に寒さで目が覚めました。
時計を見ると 5:30 頃でした。幕内は薪ストーブは消えていて、フジカハイペットだけが稼働している状況でした。
O さんが寝ていたので温度計の写真は撮れませんでしたが、iPhone ライトで確認したところ、
外気温が -0.3 ℃
幕内温度が 3 ℃
でした。風が強くなっていて、薪ストーブも消えているので幕内がかなり冷え込んだようです。
ピルツ 23 は大きくて高さもあるためフジカハイペットの暖気は上部に上がったままで、下の方はテントの裾や出入り口で行っている換気のために、常に冷気が通り抜けていたのかもしれません。
寒さで目が覚めてホッカイロを使ったというのを、他のキャンパーさんのブログで何度か拝見していたので、手の届くところに貼るホッカイロを用意しておきました。
つま先に 2 箇所、太ももに 2 箇所、お腹の部分に 2 箇所、両肩に 2 箇所の計 8 箇所にホッカイロを貼ったところ、十分に暖かくなって無事に寝ることができました。
先輩キャンパーさんたちが、ブログで情報発信してくれていたおかげで難をのりきることができました。感謝感謝です。
キャンプ朝食に感動
ホッカイロのおかげで眠りについたのもつかの間、朝 7 時にはしっかり目が覚めました。
前の晩に飲み過ぎたのが心配でしたが、少し頭が重いかなというくらいで二日酔いはそれほどなかったのがさいわいでした。
表に出てみると、抜けるような青い空が広がるとてもいい天気でした。
テントに戻ると O さんが何か混ぜてます。
ちょっと固いかな、とか言いながら牛乳を足したりしてさらに混ぜます。そして、上下で挟み込むようになっている焼き器に入れて薪ストーブの上で数分焼くと ・・・
お店みたいで、なんかすごいです。
コーヒーを煎れて、木製プレートの上に昨日と同じパリパリサラダと焼き上がったワッフルを載せれば朝食の完成です。
いい景色を見たあと、富士山のふもとで焼きたてワッフルを食べられるとは思ってもみませんでした。こういったレシピを考えられるように少しずつ勉強していこうと思います。
散策
天気がよかったので、朝食後に少しキャンプ場を散策してみました。
やはり夕べは寒かったせいか、水気が多いところは地面が凍っていました。
パリン、パリンと氷が張っている地面を歩き、キャンプ場に来たときの道の方を見ると、葉がすべて落ちた真っ白な木が並んでいました。
冷たい空気の中でこの景色を見たとき、もう忘れていた自然の美しさを思い出しました。
天気がいいこともあり、富士山がきれいでした。
ここはセンターハウスの屋根付き自炊棟になります。
カメラ片手に簡単にサイトを一周してテントに戻りました。
短時間でしたが普段と違った空気、普段と違った景色を見ることができて、気持ちのリフレッシュができました。
撤収はスムーズでした
スクリーンタープの片付けがなかったため、自分の撤収作業は小物とコット、フジカハイペットの積み込みだけだったので短時間で終了。
そのまま O さんの撤収作業の手伝いをしました。
一晩がんばってくれた薪ストーブもバラバラに ・・・
テントをたたんだあと、来たときと同じようにトレーラーに荷物を積み込み無事に撤収となりました。
振り返って
去年の 12 月末にブログを始め、2 月中に初キャンプに行くと目標を立て、全力で準備を進めてなんとか出発することができました。
しかし、最初の目的地が大雪で急遽キャンプを変更することになったり、初めて設営したスクリーンタープが風の影響で使用を見送ることになってしまうなどの出来事が待っていました。
一人で来ていたらここで初キャンプは終了だったのですが、幸運なことに隣にお住まいのベテランキャンパーの O さんとご一緒できたため、キャンプを継続することができました。
ブログでしか見たことのなかった薪ストーブの前でおいしい料理を味わい、お酒を飲みながらキャンプのいろいろな話を聞くことができました。
朝起きて外に出たときに、ひさしぶりに味わった自然の素晴らしさに感動しました。
普段の生活では経験できないことが 1 泊 2 日の間にギュッと詰め込まれていたと思います。ちょっとハードな初キャンプでしたが、実現できてよかったです。
最後になりますが O さんには本当にお世話になりました。これに懲りずに、どうかまた一緒にキャンプに行っていただけるようお願いいたします ^^;
ありがとうございました。
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