前回のパッケージ 〜 設営に続き、ロゴス インセクトスクリーン 3538 を実際に使ってみて、わかったことや感じたことを紹介します。
なお、今回の記事は冬 〜 春のシーズンの使用感になります。
目次
居住スペースの広さと照明
インセクトスクリーン 3538 は “スクリーンタープ” というカテゴリなので、本来は宿泊することは想定されていないと思います。
しかし、”スクリーンタープ + コット + 石油ストーブ” という組み合わせで冬キャンプから始めましたので、この記事では “泊まる” ことを前提とした居住スペースについて紹介します。
インセクトスクリーン 3538 の大きさ
まずは、設営直後のインセクトスクリーン 3538 です。
正面の幅が 350㎝、奥行きが 380㎝、高さが 210㎝ あります。写真で全体を撮ると、それほど大きく見えませんが、実際に設営するとかなりの存在感を感じます。
幕内に何も入れていない状態です。雨が吹き込むことはありませんが、地面との境界部分は結構風が通ります。
天井の一番高いところで 210 ㎝ ありますので、ほとんどの人は中に入ったときに立ったままでも動き回れます。自分は 165㎝ しかありませんので、天井に付いているランタンフックに LED ランタンをかけるときは、ちょっと背伸びが必要です。
2人で使う(泊まる)場合の幕内の様子
コット 2 台とレジャーテーブルを置くとこんな感じになります。他の荷物が入っていないので、まだまだ余裕があります。
コット以外の荷物を入れなければ、縦に 4 台(写真の 2 台 + 2 台)と奥に 90度 回して 1 台で 5 人くらいまでは寝られそうです。縦に 3 台と奥に 1 台の 4 人なら少し余裕ができそうです。
石油ストーブを入れて、2 人で中で過ごすとこんな感じ。幕内中央からリヤキャノピー側を見た写真です。
照明は、幕内の天井にジェントス “SOL-036C” 暖色モード( 160 ルーメン)を吊るし、幕内の奥(上の写真)にジェントス SOL-144S( 150 ルーメン)を置いています。
インセクトスクリーン 3538 は幕内が広いので “SOL-036C” の暖色モード( 160 ルーメン)では暗すぎないかなと思ったのですが、実際に照らしてみると十分な光量でした。
加えて “SOL-144S” をサイドに置けば、影になる部分がだいぶ減って、さらに快適になりました。
もうちょっと引いて、フロントキャノピー側から奥(リヤキャノピー側)を見たところです。
コットを 2 つと中央にテーブルを置いても、楽に移動できて、十分にくつろげる空間が確保できます(起きているときは、コットをベンチとして使います)。
焚き火が終わったあと、幕内で上着を脱いでくつろぎながら一杯!というのも楽しいです。
1人で使う(泊まる)場合の幕内の様子
インセクトスクリーン 3538 をソロで使ったときの配置です。
コットが 1 つになるので、余裕を持ってイスを置けます。テレビでも置いたら、普通の部屋になりそうです。
夜、入り口側から見た幕内です。
この時の照明は、キャノピー側にガスランタン “SOTO ST-233” 、幕内の天井にはジェントス “SOL-036C” を吊して昼白色モード( 380 ルーメン)にしています。
最初の頃は暖かみのある暖色モードばかり使っていましたが、昼白色モードも慣れてくると落ちつくようになりました。暖色モードより明るいし、物の色がしっかり見えます。
一人で過ごすには十分な光量ですが、奥の方に暖色系のジェントス SOL-144S( 150 ルーメン)を追加すると、少し暖かみのある雰囲気になります。
下の写真は、幕内の一番奥(リヤキャノピー側)ですが、少し余裕があるように見えませんか?
スクリーンタープの検討をしているときに、最後の最後まで考えた下の 2 つ
- ロゴス Q-PANEL i スクリーン 3535
- ロゴス インセクトスクリーン 3538
の違いがここになります。
インセクトスクリーン 3538 は、Q-PANEL i スクリーン 3535 より 30㎝ 広い空間を確保できます。
30㎝ というと、わずかな違いだと思いがちですが、壁が 30㎝ 後ろに下がることになるので、空間の広がりという意味でかなりのお得感があります。
Q-PANEL i スクリーン 3535 より、ペグダウンと張り綱の数は増えますが(それぞれ 4 → 6 )、代わりに幕内の広さにちょっと嬉しい余裕が生まれます ^^
この空間にミニベンチなどを置けば、よく使う荷物を幕内に置いておくこともできます。雨が降ったらパイルドライバーを左右に立てて、物干しを作ったり ・・・ 贅沢な物干しですね ・・・。
まとめ(居住スペースと照明)
インセクトスクリーン 3538 の居住スペースと照明についての整理です。
居住スペースについて
- 天井が 210㎝ あるので、ほとんどの人は幕内を立ったまま動ける
- コットは 4 台なら余裕、がんばれば 5 台までは置けそう(他の荷物を置かない場合)
- 2 台のコット、テーブル、石油ストーブ、荷物を置いて 2 人で快適に過ごせる
- 1 人の場合はコット、テーブル、チェア、石油ストーブ、荷物を置いても、かなり余裕がある
照明について
- 天井にジェントス “SOL-036C” 暖色モード( 160 ルーメン)を設置するだけで十分明るい
- 補助にジェントス “SOL-144S”( 150 ルーメン)を置けばさらに快適
- “SOL-036C” の昼白色モードと “SOL-144S” を組み合わせると、明るくて少し暖かみのある照明になる
幕内が広いため、” 2 人分のコット + テーブル + 石油ストーブ + 荷物” を置いても、快適に過ごすことができるので、冬 〜 春のキャンプで活躍してくれました。
これからはキャンプのメインシーズンの夏になるので、インセクトスクリーン 3538 本来の「スクリーンタープとしての使い勝手」も試していこうと思っています。
次回の記事では
フロントキャノピーの便利だったところ冬〜春キャンプの暖房効果
などについて紹介する予定です。
だったのですが、記事を書く順番を間違えてしまい、先に
「ロゴス インセクトスクリーン 3538 徹底紹介3(カタログ写真にないところまで!)」
を書いてしまいました ・・・。
「プロントキャノピーの便利だったところ」と「冬〜春キャンプの暖房効果」は、その次に書こうと思います。
ほんとうにすいません;;
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